学力の差は態度の差 〜能動的く受動的か

2018.10.26 Fri

最近、中高一貫校の生徒さんの定期テスト対策の授業が続いています。

普段は、学校のテスト勉強ではなく「読解力をつけること」を主眼にしています。

というのも、国語の場合特に、学校の定期テストと入試では全く違う教科と考えた方がいいからです。その話はまた別の日に譲るとして、、、

 

定期テスト対策をしていて、今まで定期テスト対策は学校の授業中心で、と思っていたのが違うことに気づきました。

 

なぜなら、学力の差は勉強に向かう態度の差であると認識したからです。

ここで態度というのは「能動的」か「受動的」かということです。

 

受動的というのは、今の学校の一斉授業にあった態度です。先生の言うことをそのまま自分の頭を使わずに自動的に受け取る。受け入れる。板書を写す。それを記憶する。

 

能動的と言うのは、自発的に、自分の頭を使って、先生の言うことや教科書に書いてあることを吟味しながら受け取る、または質問し反論し、視点を変え受け取るかどうかを含めて考える。

 

多くの人は、学校生活の中で慣らされて、受動的な態度を身につけて行きます。

学校とは、勉強とは、こうやってやるものだと訓練されて行くのです。そうでない子は、怒られたり矯正させられます。そのうちに「自分の頭を動かすこと」をやめれば学校の授業に適応できる、自分の考えより先生の求める答えを出せば、OKがでるとわかり始めるのではないでしょうか

 

しかし、本当の勉強、学びとは自分の頭を動かして

| 2018.10.26 14:35 | コクリエで学ぶこと, 読解力/リーディングスキルについて |

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