どうして勉強するのか?心に火をつける言葉で語る
時代が変わっても変わらずに生徒、子どもが大人に聞くこと
「どうして勉強しなきゃいけないの?」
「大人になって、今覚えていることなんの役にたつの?」
最近セミナーの最初でお母さま方に聞くことがあります
すると、こまったような顔をされて
「えーーっと、将来、やっといた方が色々役にたつから、、、」などなど、、
毎日子どもに「勉強しなさい」「宿題したの?」
という時の、勢いがない。
かなりたくさんの方にお聞きしましたが、ご自分の意見をお持ちの方は、ほとんどいらっしゃいませんでした。
さて、次の記事を読んでみてください
2017年11月6日、四天王寺中学の女子中学生約500名に、講演が行われた。
話し手は、京都大学ナンバーワン人気教官の瀧本哲史氏。『ミライの授業』『武器としての決断思考』などのベストセラー作家としても知られている。
http://news.livedoor.com/article/detail/13971240/
瀧本氏は、世の中の現状をわかりやすく興味深く解説する
そして次に、本題に入る
その時に見せたのは、ハリーポッターの写真
ハリーポッターは、生徒たちは大好きだ。
そして、こう続ける
「実は、皆さんが今学校で習っているのも、ハリーたちと同じ『魔法』なんです」
えーー?
魔法が使えたらいいのに、って、誰でも一度は思ったことがあるだろう。
学校で習っているあのつまらない勉強が、魔法?
なんで、なんで?
生徒たちは、思わずひき込まれる
「つべこべ言わずに勉強しなさい‼️」
そんな風に言われるから余計勉強が嫌いになる。
伝えるということは、相手に響く言葉で、身を乗り出したくなる表現で話すことだ。
わからないのは、相手が悪いのではない、話し手の力量不足だ。
と、自戒を込めて
そして、最後の瀧本先生のメッセージ
「皆さんはまだ若いから、自分たちの物語を作ることができる。自分で脚本を描いて、自分が主役を演じることができる。どこにでもいる女子中学生で、何者でもないからこそ、何者にもでもなれる可能性を持っている。
でも『何者か』になるためには、世の中のみんなが知っていることを知る必要があるし、みんなが知っていることを、違う角度から見られるようになる必要がある。そのためにも、今皆さんが取り組んでいる勉強を、がんばってください。今日の講義はこのへんで終わりです。くれぐれも、数学が大切ということは忘れないでくださいね」
| 2017.10.03 17:56 | コクリエ国語教室について, 中学受験, 作文・意見文・小論文教室, 大学受験, 社会問題と国語, 考える力をつけるには? |