いい教育とはなんだろう?

2016.09.19 Mon

世の中は3連休ですが、私は特に関係なく、教育関係のイベントにたくさん参加しています

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金曜日夜、ナゴヤドーム近くの名城大学で「いい教育とは何か?」

を話し合うイベントが行われました

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瀬戸で塾をしている一尾さんと、キャリアカウンセラーの柴田さんが呼びかけて、

大人も子供も合わせて30人近く集まりました。

「いい教育とは?」

一般論として、現代においてこれを語るのは難しいと思います。

なぜなら、昔と違い、生き方も価値観も多様性に満ちているから。

ある程度どんな生き方をしても、生きていけるくらいに、日本は豊かだから。

「食うに必死」な時代は「なんであれ食っていける力をつける事」だった

手に職をつけることがいい教育

 

教育の目的は、「自立して生きられる人間の育成」

ここに関しては、意義はないだろう。

 

「自立とは?」

「生きるのに必要な技能、要素は?」

「教育とは学校のみの学びを指すのか?」

など、幾つかの定義が必要だ。

子供の頃は、少しでも少ない項目で簡単なものだけを学べばいいと考えがちだが、

大人になり、色々な経験をすると、もっと学べばよかったと思うことばかり。

 

幾つかのグループに分かれ、いろいろな話し合いをした。

自分たちの受けた教育で、良かったものを聞くと、大体「先生」がその話の中心になる。

よくも悪くも印象的な先生の話だ。

よく考えると、教育と、それを伝える先生は本来別物なのに、先生の影響が強すぎる。

人にはタイプや好き嫌い、合う合わないがある。

あう先生に出会えばラッキーだが、そうではない場合、

教育コンテンツそのものだけを受け取れる仕組みがあってもいい。

また、こんなに便利な時代になったので、何らかの事情で学校に行けない場合、

動画などで標準プログラムを提供し、テストだけ受けて通知表をつける方式があってもいいと思う。

こんなにインフラがそろっているのだから、あとは、実行のみで解決するだろう。

(ところが公的な機関ではパソコンの買えない家庭はどうするかとか、ネガティブな部分を拡大し始める。

そのあたりは、貸出、図書館利用など、例外的に何か方策を考ええばいいだろう)

 

もちろん、理想的には学校に行って、尊敬できる恩師ができるのが理想だが、

現状をみると、こんな救済措置も必要なのでは?

 

よく生きるために、ある程度の知識と教養は必要だと思う

日本はせっかく高い教育水準を誇っているので、斬新な教育のシステムで実験して見てはどうだろう?

 

いい教育とは?についての、私の結論

本来持つその子の良さを伸ばし(保持し)、知識や、

人と関わることなどを学び、成長を促すこと。

あくまで、その子の持つ良さを壊さないことが、大前提だと思う

だから、「やり方」は無数にあるし、教科の能力より、

子どもの良さを見極める力・温かいまなざしこそが、教師が持つべき能力だと思う

| 2016.09.19 16:05 | 良かった出会い・セミナー |

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