考える力を育む

2017.09.28 Thu

「ちゃんと考えなさい」

そんな風にお子さんに言うことないですか?

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言われた方は「えーっと、、何すればいいの?」

と疑問に思うものの、なんと聞いていいかわからず黙って「考えたふり」

で、結局「ちゃんと考えなさいと言ったでしょ?なんで考えないの?」

と怒られる、、、

考えるって何をすればいいのかわからないまま大人になり、

「ちゃんと考えなさい!」と子供に言う、、と言う連鎖

 

考えるためには?

 

こちらの記事にあるように、お子さんに考える力をつけるには

身近な人の「質問」が効果的です。

どう考えるのか?その方法を質問で誘導して行きます。

答えに誘導するのではなく

「考え方を身につける」ために、質問してくださいね。

 

しばらく続ければ、自分で質問を作れる、自問自答できるようになります。

これが、「考える力がついた」状態です。

 

中学生などでは、考える力がなくても、なんとか点数が取れたりします。

しかし、その後、伸びません。

 

目の前の点数を取ることではなく、考える力を養うことが勉強の大きな目的です。

 

日常生活の中で、小さな頃からできる考える力を育む方法です

 

| 2017.09.28 19:12 | コクリエで学ぶこと, 考える力をつけるには? |

子どもたちと一緒に季節を感じる

2017.09.26 Tue

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昨日、どこからともなく、金木犀の香りが漂ってきました。

今日は近所の田んぼで稲刈りが始まり、稲を刻んだ青臭い香り、新しい畳の香りが漂っていました。

秋が深まっていますね。

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皆さんは、今年、どんな秋を見つけましたか?

 

昨日、小学生の授業で「手紙を書く」をやって見ました。

日曜日にお話を聞いたひきたさんのお手紙教室を真似て。

その中で「季節の挨拶を入れる」というのがあり、とてもいいなぁと思ったのです。

 

季節の挨拶を入れようと思うと、この本文の最初のように、

日常生活から季節感を自分で感じる必要がありますね。

季節の変化にどうやって気づくか?

それも教育だと思うのです。

私たちは、お父さんやお母さんおばあちゃんたちの

「あ、金木犀だね。秋だね」とか

「この香りは、稲刈りが始まったね。いよいよ収穫の秋だね」

なんて会話を聞いて、頭の片隅にインプットします。

あの甘い匂いが金木犀という花の匂いで、秋に咲くことは、誰か知っている大人が

それを幸せそうに話題にしてそうなんだと認識できるのです。

それは、日常生活で得る、生活のなかで得る生きた知識

これは、身につきます。

 

虫好きなら虫から、お花好きなら花から、お月見など季節の行事を

いつも家族で楽しむということでもいいですね。

 

私たちは、五感で様々なものを感じていますが、それを意識するのは

そのうちの一部だけです。

自分にとって意味のあるもの、価値を置くものだけを選択的に意識に上げ、

あとの情報は捨て去ります。

だから、感性を育むにもこのような教育が必要だと思うのです。

 

メールや、Lineで用事や情報のみを伝えることが多い今、

情緒や気持ちを大切にするには、こんな日常のさりげない会話が

大事ではないかなぁ?と思います。

教育でも頭の知識だけでなく「感じることが大切」と言われます。

自分の意見を持ったり、選択するには、感じる能力が大切だったりします。

感じることを親子一緒に始めませんか?

新しい教育制度で重要とされる、考える力、それを具体的に現す

作文、意見文、小論文も、自分の意見にプラスαの感性が乗っていて初めて

その人らしいとてもいい文章になります。

 

 

 

昨日教えていた子は都会に住んでいるので、私のように季節を感じる

自然が身近にないようです、そんな場合はお花を買ってくるとか、

スーパーで買い物する時にこれはこの季節なんだよなんて話してはいかがでしょう?

または、季節を感じに、休みの日は少し郊外まで 脚を伸ばすとが。

 

あなたの秋はどんな秋ですか?

どんな香り、どんな味、どんな音に秋を感じますか?

それを教えてくれたのは誰でしょう?

| 2017.09.26 16:44 | コクリエで学ぶこと, コクリエ国語教室について, 中学受験 |

中学受験のメリット〜有名私立中学のいいところ

2017.09.21 Thu

開成×灘式思春期男子を伸ばすコツ

随分前に買った本ですが、やっと読めました

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私立の学校のいいところは、教育方針がしっかりしているところ

特に、難関校になると、独自の取り組みを長年にわたって、

信念を持って継続している。

目の前のテストの点数や、損得勘定ではなく、

長い目で見て、人格形成に必要だと思われる事に力を注いでいる。

思春期男子ばかりがいる環境で、その子達に必要な経験、生きた学びがある場なのだ。

 

「信念のある教育方針」のある公立校がいくつあるだろうか?

基本的に先生達は公務員であり、転勤がつきものなので、

公立校でこだわった教育方針を持続するのはなかなか難しいのではないだろうか

 

いくつか気になった部分を挙げてみる

 

★開成    ☆灘

★放任主義で失敗を経験させる。自立と自律を育む自由

☆自由なものの中には、自己責任と自律の気持ちがないと成り立たない

男子校にこだわる理由

★中高時代は女子の発達が早く、男子は補佐的になる。男子ばかりだからこそ先輩後輩で学ぶことがたくさんある

☆男子校だからこそできる事が沢山ある。伝承がある。

 

★面倒見の悪い学校ですが、生徒は世界一優秀。先生は見ているだけ。生徒は問題解決力が身についている

☆受験勉強でなく、大学、社会に出てから役立つ学びを意識。

★思春期という勉強が手につかなくなる時期があります。その時期が高校受験にぶつかると厳しいですね。

☆授業を再現するため 、板書を丸写しでなく、じぶんなりのノートを作る

★何回書いて感じを勉強しなさいという管理教育はせず、自主性を重んじます。勉強方法も個性。自分に合ったやり方を見つけ、それを許す学校に行けば幸せに過ごせる

 

高校入試がないぶん、内申を気にしなくていい分、生徒達は自らの知的好奇心に沿って学び、切磋琢磨し、傷つき立ち直り、自分の道を見つけていく。

 

もちろん優秀な子達だから、とは言えるが、この本を読んでいると、公立中高の環境が、気の毒になる。

 

私立受験をするかしないかの参考にもなるので、興味のある方は、一度読んで見てください

| 2017.09.21 18:26 | おすすめの本, 中学受験 |

漢字のとめ、はね問題

2017.09.19 Tue

先日のお話会の時、お母様方から出た話題に

学校の先生がかなり強力に、漢字のとめ、はねの間違いをチェックする

という話題で、多くのお母さまが「ある、ある、、、」と

中には、大人が見て、何故ここまで?というレベルでこだわりがあり、

何が正解か、もう、わからず、子供とともに先生に怒られる、、と。

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確かに、正しく漢字を書くことは大切ですが、程度にやりますね。

漢字が嫌いになるレベルにまで、こだわるのは、先生のコントロールしたい気持ちからでは?

注意すべき箇所を、しっかり教えて、それと違っていたら、正したらいい。

 

と、思っていたら、こんな記事が、、、

 

「漢字のとめ、はね問題」記事はこちらから

http://toyokeizai.net/articles/-/188728?display=b

 

そもそも、漢字のとめやはねの中には「どっちでもいい」ものが多数あると。

それでは指導しにくいから、基準として、示しているだけなんだそう。

この記事の記述が正しいのであれば、ですが、

先生の厳格な指導は、子供のやる気を削ぐだけのもの

先生自身の自己満足に過ぎないのでは?

 

勉強において最も大切なものは、「勉強って楽しい」と思えること。

最初は多少間違って覚えたとしても、やる気をなくすくらいなら、後々修正したらいいんじゃないかなぁ?

 

ご批判もありましょうが、、、

 

| 2017.09.19 18:59 | 社会問題と国語 |

大学入試改革お話会in一宮ピルエット

2017.09.14 Thu

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2020年大学入試が変わります

あと3年、今の中学3年生からが対象です

あっという間のことなのに、あまり浸透していない

「まだ先のことだし」

「入試って、中学入試?」

「うちには、関係ないのでは?」

そんなふうに思っていらっしゃる方が多い、主に小学生のお子さんの

お母さまにお集まりいただきました。

 

「明治以来の教育大改革」

「大学入試が変わるだけでなく、国の教育の方針が変わる」

「新しい時代に必要な学力とは?」

 

そんなお話をさせていただきました。

 

 

 

 

 

 

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お話会が終わってからは、ロコモコプレートランチ

美味しゅうございました

| 2017.09.14 19:31 | 2020年度新大学入試, 大学受験 |

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