英語対策にはまず国語力〜新しい大学入試対策
前回のブログにも書いたように、塾向け業界紙「私塾界」さんのソリューションセミナーに参加してきました
主な話題は、2020年から始まる新大学入試の英語について
英語は、外部テスト以外に大学入試センター作問の大学入試共通テストも行われます。
今年2月に主に高校2年生向け行われたプレテストから問題の傾向の説明がありました。
テストの設問が英語表記になるなど、英文量は増えていますが、時間は変わりません。
情報処理スピードが求められます。
また、益々英語だけ勉強すればできるというものではなくなります
分析のまとめから
設問においては、主に下記のような力について重視して問われた
*概要や要点を把握する力、要約する力
*論理展開を把握する力
*事実と意見を区別する力
これは、、、「国語で学ぶこと=国語力」ですよね
英語は我々多くの日本人にとって第二外国語なので、母国語である日本語で養われた言語力の上でしか、理解も表現もできません。
英語の単語や構文などを学んでも、国語力の基礎がないと、長文読解もできません。
今でもそうですが、益々国語力がカギとなってきます。
新しい大学入試対策として、大学入試を考える前に、基礎力としての国語力を磨く必要性が増してきています
| 2018.09.24 18:30 | 2020年度新大学入試 |
新しい大学入試対策は?〜塾向け講座から
塾向けの新大学入試の対策講座を受返しました
「私塾界」という塾の業界紙の主催で、Benesseの方が話されました
2020年大学入試のセンター試験が変わります。今の高校一年生からが対象です
とりあえず第一弾の変更点は、大きいところでは、
①国語と数学に記述問題が出る事
②英語に外部テストが使われ、読む、書く、話す、聞くの4技能がテストされる
という変化が発表されています。
今回のセミナーでは、主に英語について話がありました
英語は、ケンブリッジ大学英語検定、TOEFL iBTなどいくつかの外部テストを、ヨーロッパの基準CEFRで基準を合わせ、英語のテストの一部として利用します。日本で一番受験者の多い実用英語検定は、今のままでは不合格条件付で参入が認められました。
どう扱うかは大学によってまちまちです。
そのテストでの一定の点数または合格を受験条件にするところもあれば、一定条件に見合った場合に加点するところもあり、
そのテストを自学の英語のテストの代わりにする大学もあります。
問題は、この外部テストの受験時期です
早ければ高校3年生の6月に受験したものが、対象になるとの事。
現在の状況であれば、センター試験は高3の1月なので、そこまでに合格水準に達するように学習して行きます。夏休みが一つの大きな山になっています。
ところが、高3になって間も無く、場合によってはまだ部活現役の時に英語のテスト(の一部)が行われるのてす。
今までの計画は、全く役に立ちません。半年以上前倒しです。かと言って英語の別のテストや他の教科は今まで通り1月です。
英語だけ、別スケジュールでの仕上げが必要です。
今まで通り、先輩たちやお兄さんお姉さんの部活スケジュールに合わせていたら 、手遅れ!ということもあります。
いつまでに何を準備すべきか、独自に考えなくてはなりません。
常に自分で情報を把握することが大切ですね
また、英語の設問が全て英語表記になっため、読むべき英語が増えることになります。
いろんな意味で、英語については根本からの大改革です。英語力がないと、テストすら受けられない、、気をつけましょうね
| 2018.09.24 16:43 | 2020年度新大学入試 |