月20冊の読書が強さの秘訣
2018年のドラフト会議で、4球団から1位指名されたのが、大阪桐蔭の根尾くん
地元名古屋のドラゴンズが見事交渉権を獲得しました
次に話題になったのが、彼が文武両道で、成績も(スポーツクラスでは)トップクラスだという事
スポーツも今や体力や技術だけでなく、頭の良さ、人間的な成熟度が評価されていますよね。
根尾くんについて、毎月お父様が20冊の本を送り、読書をしているという記事が話題になりました。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181026-00000073-spnannex-base
本を読む事で、視野が広がり、言葉や考え方モノの見方をたくさんインプットできます。
広い視野でモノを見ることは、スポーツ、勝負の世界でも必ずや役に立つことでしょう。
彼は移動中も、みんなが疲れて寝ている時にも、本を読んでいたのだそうです。
自分を律するココロも、そんな習慣から得たのでしょう
部活が忙しいから勉強できない、は、言い訳にならなくなりましたね
貧困の連鎖として、お金がなく塾に通えないから上位校に行かないという論があるが、そうではないと思う
このような学習に結びつく習慣、読書や、考えることや、質問をすることや、良い自己認識をもつことなど、親がそれで成功した秘訣を子に習慣として、文化として引き継ぐ。それが正の連鎖だと思う
| 2018.10.26 14:44 | おすすめの本, 国語専門講師の視点, 考える力をつけるには? |
学力の差は態度の差 〜能動的く受動的か
最近、中高一貫校の生徒さんの定期テスト対策の授業が続いています。
普段は、学校のテスト勉強ではなく「読解力をつけること」を主眼にしています。
というのも、国語の場合特に、学校の定期テストと入試では全く違う教科と考えた方がいいからです。その話はまた別の日に譲るとして、、、
定期テスト対策をしていて、今まで定期テスト対策は学校の授業中心で、と思っていたのが違うことに気づきました。
なぜなら、学力の差は勉強に向かう態度の差であると認識したからです。
ここで態度というのは「能動的」か「受動的」かということです。
受動的というのは、今の学校の一斉授業にあった態度です。先生の言うことをそのまま自分の頭を使わずに自動的に受け取る。受け入れる。板書を写す。それを記憶する。
能動的と言うのは、自発的に、自分の頭を使って、先生の言うことや教科書に書いてあることを吟味しながら受け取る、または質問し反論し、視点を変え受け取るかどうかを含めて考える。
多くの人は、学校生活の中で慣らされて、受動的な態度を身につけて行きます。
学校とは、勉強とは、こうやってやるものだと訓練されて行くのです。そうでない子は、怒られたり矯正させられます。そのうちに「自分の頭を動かすこと」をやめれば学校の授業に適応できる、自分の考えより先生の求める答えを出せば、OKがでるとわかり始めるのではないでしょうか
しかし、本当の勉強、学びとは自分の頭を動かして
| 2018.10.26 14:35 | コクリエで学ぶこと, 読解力/リーディングスキルについて |
学ぶ姿勢〜本庶先生の言葉
ノーベル医学・生理学賞を、京大特別教授 本庶先生が受賞なさいました。
おめでとうございます先生のインタビューを見聞きすると、本当に清々しい気持ちになります。
先生がおっしゃった言葉の数々は、「学ぶこと」の本質だと思います
曰く
1.教科書はウソばかり、まず疑え
2.自分が研究することについて、まずなにをしたいかを決める。なにができるかではない。これを決めないと脇道にそれる
3.自分の目で見て、納得するまで考えろ
真摯にご自分の信念に従い、研究を重ね、成果を出された方が、若い方々や後進に向けた言葉は、価値が高いですね。
すぐに役立つこと、できそうなことをしたくなってしまう中、自分の目的、意図をしっかり持つことの大切さを教えていただきました。
https://www.asahi.com/sp/articles/ASLB16D4WLB1PLBJ00C.html