教育虐待というけれど〜親子のコミュニケーション

2016.02.22 Mon

頭が良くなる国語塾  コクリエ国語教室 名古屋駅前校 主宰の 黒川葉子です。

中日新聞の今朝の「教育欄」に載せていただきました。
「教育虐待」かなりセンセーショナルなネーミングですが、話題になっているようです。
両親、肉親、教師、塾の先生など、教育に関して子供たちに関わる大人の関わりが、本人にとって精神的肉体的にダメージを与えること全般を指す言葉になっています。
元々は英語からきているので、日本語の「虐待」のニュアンスはちょっとキツく感じます。
本人の意に沿わない無理強い
拡大解釈すれば、いつも言っている「勉強しなさい」や「勉強しないと⚪︎⚪︎になるよ」も入るのでしょうか?
それは極端ですが、教育現場にいると、様々なパターンを目撃します。
親が同じ事をしても、受ける側子供によって受け取り方が違い兄弟でも違いがでます。
要は、最も大切なことは親子の信頼関係でしょう。
子供側の、自己信頼、自己肯定感も大きく関わります。
一番問題になりやすいと感じるのは「いい子を演じてしまう子」
本当は反発しているのに、力関係でイヤとは言い出せない。
特に親子の関係は、赤ちゃんの時からの連続なので、いつから個として尊重していいかの見極めが難しいところです。
特に小学生や中学生低学年まで(特に男の子)は、自分の言いたいことを上手く表現できず、ある時ふと、今までのうっぷんが爆発したように出てくる事があります。
または、逆に無気力になり、家から出られなくなったケースもありました。
まずは、信頼関係を結ぶこと、一方通行でなく、子どもの気持ちをキチンと聴き向き合うことですね。
大人側の本心をきちんと話し、子供のグチや反発心を時々ガス抜きする機会を持つことがいいと思います。
特に親子の関係は近すぎるので、第三者が関わることが良い影響になることが多いです。
ご心配の方いらしたら、相談承っております。お気軽にお問い合わせください。

| 2016.02.22 09:02 | コクリエで学ぶこと, 相談会・説明会・イベント案内 |

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