【第10回】「国語ができるようになる」には順番がある──コクリエメソッドの基本ステップ

「国語って、どう教えたらいいのかわからないんです」

そんな声を、保護者の方や先生からよくいただきます。

実は、国語にも“できるようになる順番”があります。

今回は、コクリエ国語メソッドが大切にしている、 「読解力が育つステップ」についてお伝えします。

◆STEP1:言葉の土台を育てる(語彙力と基本構文)

まずは、言葉の意味や、文章の基本的な構造を理解する力を育てます。

・言葉の意味がわかる
・接続語の役割を理解できる
・指示語が何を指しているかがつかめる

これらは、文章を正しく読むための“土台”です。

ここがあいまいなまま読解問題に取り組んでも、 「なんとなく読む」クセがついてしまいます。

◆STEP2:文章の構造をとらえる(読解の型を知る)

次に大切なのは、文章全体の“構造”を理解することです。

・どこで話が展開するのか
・筆者の主張はどこか
・例え話や具体例の役割は?

こうしたポイントを意識して読むことで、 「何が言いたいのか?」がつかめるようになります。

コクリエでは、この読解の型を「見える化」して教えることで、 子どもたちの“読み方の軸”が育つようにしています。

◆STEP3:問いの意味を読み取る(設問対応力)

読解が苦手な子は、「何を聞かれているのか」がわからないことが多いです。

そのため、
 ・設問文をどう読めばいいか、
 ・キーワードの探し方
 ・設問の種類(内容一致・言い換え・理由など)
を丁寧に教えていきます。

問いに対する読み方がわかると、 「文章のどこを見ればいいのか」も見えてくるようになります。

◆STEP4:答えを組み立てる(思考と表現)

最後に、「自分の言葉で考える・書く」ステップです。

 ・なぜその答えを選んだのか
 ・自分はどう思ったか
 ・他の考え方はあるか

こうした「思考の言語化」を繰り返すことで、 読解力とともに、表現力・判断力も育っていきます。

◆順番がわかれば、教え方が変わる

このように、国語は“センス”ではなく“技術”です。

そして、その技術は「どの順番で、何を教えるか」を押さえれば、 誰でも身につけることができます。

コクリエ国語メソッドは、 この「順番」と「見える化」にこだわった指導法。

次回からは、実際の指導の現場で起きたエピソードをご紹介しながら、 どのように子どもたちが変化していったのかをお伝えしていきます。

| 2025年11月03日 | 子どもの国語力を伸ばすために必要な視点 |