読解力をつけるには?
2021年03月19日
「うちの子、読解力がないんです」
お母さまからよく相談を受けます。
どういうことをおっしゃっているのかよく聞くと、
「問題と答えが大きくずれている」
「国語のテストの点が悪い」
ということが多いようです。
純粋に「読解力がない」というより、国語の成績が悪いという意味で
「読解力がない」を使われている方が多いと感じます。
国語の成績の上げ方
国語という教科は、よく考えると不思議な教科です。
具体的にどう勉強したらいいのかわかりません。
ですから、苦手な子は、なすすべがない、
効果的な指導を受けられないまま時間が過ぎるというのが現実です
では、国語の成績を上げるにはどうしたらいいのでしょう?
他の教科は、セオリーがありますが、国語については指導法が確定していないのが現実です。
特に日本では、生徒は日本語を話せるという前提で授業が始まり、改めて、話すこと、読むことなどの基本を教えるという発想がなかったのでしょう。
小学校入学時点でまだ書けない漢字や新しい語彙は教えたり音読はさせますが、改めて本文からなにをどう読むのかという指導はほとんどされていません。(もちろん先生によって異なりますが)
コクリエ国語教室では小学生3年生から、特に国語が苦手な子に教えています。
そこで感じるのは、文章の「読み方」を学ばないまま学年が進むにつれ、生徒本人も、なにがどうわからないのかさえわからないということです。
さてみなさん、国語のテストにおいて「読む」とは、なにをすればいいのでしょうか?
国語の得意な方、どうやって読めば、テストの点が取れるか説明できますか?
国語のテストの文章を読むのは、その後の問題に答えるため。
テストの答えは基本的にひとつなので、読み方も一種類です。
趣味の読書と違い、決まった読み方をしなくてはいけません
では、何をどう読むのか?
説明文についてお話しします。
「筆者が伝えたいこと」を文章から読み取ることです。
文章は必ず伝えたい何かがあって、書かれます。
それを伝えるために、比喩や繰り返しや対比など色々な手段を使います。
学年より2〜3年下のドリルを使い、場合によっては小学校3年くらいの
ドリルに戻って、本文から「筆者の伝えたいこと」を見つける
トレーニングをすることをお勧めします
それを続けていくことで、やがて「わかった!」という感覚が現れてきます。
国語の大事なことは教えてもらえていない
国語は小・中・高校でも主要教科なのに、「読み方」「答え方」を誰にもはっきり教えてもらえないまま・・・といことありませんか?
国語は、実は社会に出てからのほうが役に立つ教科です。
ビジネスにおいて、他人とコミュニケーションをとることはかなり重要です。
コミュニケーションがうまく取れない相手の話や、書類の内容をしっかり理解しなかったためビジネスチャンスをなくすことはかなりよくあります。
とても重要なのに、教えてくれる人がいない・・・
ってことは、教えてくれる人がいたら?
教えてほしい人は多いはず・・・多いのです。
読解力をつける、国語の成績があげられる人になれば喜んでくれる生徒は日本中にいます。
児童、生徒に国語を教える指導者候補生を募集しております。
説明会は7月13日に行います
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7月13日にオンライン説明会を行います
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