国語の答え方のルール知ってますか?

国語の答えってなぜこれ?

国語は、好き嫌いが大きく分かれる科目です。

国語の解答法を知らないのが、その分かれ目なのかなと思います。

国語の苦手な子に聞くと、数学(算数)は答えがはっきりするのに、国語は答えがはっきりしなくてモヤモヤする、とよく言われます。

本当は正解が1つなのに、その答えが「本当にこれ?」と、ふに落ちないことってありますよね。

「国語の答えに納得いかないから嫌」と、国語の勉強しない子もいました。

実は国語には国語のルールがあり、それをみんな知らないだけなのです。

学校でも、なぜかこの大事なルールを教えてもらえていない。

この場合の国語のルールとは、テスト問題を解く場合の国語のルールのことです。


ルールを知らないのにスポーツをすることはできませんよね。

野球で三振になるとか、ホームランとか、ボールを打ったら一塁に走るとか、、知っているから、ゲームが成立します。


それなのにルールを知らないのに国語のテストを受け続けている。

だから国語が苦手なまま、国語は嫌いと手をつけたくないのです。

国語のルール

ここで、とっておきの国語のルールをお伝えします。


大人の皆さんも、そうだったのかと納得されるでしょうし、お子さんに教えてあげるときっと喜んでもらえます。

国語の問題は、大きく分けて説明文と物語文(小説)に分かれます。

それぞれにルールは違います。

別のゲームです。

野球をサッカーのルールでやってはダメだし、サッカーを野球のルールでやってもだめですね。

別々のゲームなので、ルールも別なのです。

説明文のルール

説明文から行きます。

説明文は宝探しゲームです。

文章という大きな山に、宝物(答え)が埋まっています。

文章の中から、埋まっている問いの答えを探し出し、問いの指定通りに答えればいいのです。

記述問題の場合、基本的に文章に書いてある言葉をそのまま、あるいは多少アレンジをして、答えを書くことになります。

ですから、私は「説明文は宝探しゲーム」と生徒たちに説明しています。


宝となる答えが本文のどこに隠れているのか、それを探し出すゲームです。

国語は得意な人には、問いを見たら答えがそこでピーカンと光っているように見えてしまうのです

ですから、考えると言うよりわかると言う感じです。

物語文のルール

物語文のルールに移ります

物語文は、「謎解きゲーム」です。

謎解きゲームとは、ヒントになるものを探し、そこから想像をして答えにたどり着くゲームですね。

物語文は、気持ちの説明文と言われます。

登場人物の感情を問われることが、ほとんどです。

その時、文には「嬉しい」とか「悲しい」と言う感情はそのまま書いてありません。

本文の中の描写や様子から、登場人物がどのような気持ちなのかを推測します。


ここでの注意点は、本文に書いてあることからの想像であり、自分だったらという主観や妄想ではいけません。

国語のルールのまとめ

説明文と物語文のルールの共通点です。

答えは、本文に書いてあることをもとにして導く。

自分の考え主観で答えてはいけません。

国語という教科が、本文にどう書いてあるかをきちんと読み答える、または、本文に書いてあることから推測できる感情は何かと言うことを答えるのが国語という教科なのです。

不思議なことにこのルールは、一般的にあまり明確には教えられていません。

そこで、自分流に本文を読み、自分流に答えて、間違っても、どう直していいかわからない生徒が多いのです。

養成講座で学ぶのは国語の本質

どんなことでも「本質を知ること」は大切ですよね。

「国語とは何をする教科なのか?」これで少し明確になったでしょうか?

コクリエ国語メソッド指導者養成講座では、このような「国語の本質」をはじめとして、具体的に生徒に教える方法を学んでいただけます。

感覚で解くのではなく、きちんとした理論や方法を手に入れるので、生徒たちの成績が短期間に上がるのです。

説明会を7月13日に開催します
お申込み・お問い合わせ受付開始です

HPをリニューアルしました。
PR動画、認定講師の皆さんの紹介など…
見てみてくださいね

 
 
 
 

| 2021年05月19日 | 未分類 |