国語塾って本当にニーズがあるの?

講師養成講座を受けて、副業や起業・・・といっても、
本当にできるのかな?と思われる方も多いでしょう
どれくらいの生徒が集まるのか?収入得られるの?というご心配も・・・


塾というと、中学生の英語・数学中心の塾というイメージが何となくありますよね。
国語の塾って、あまり聞いたことないし、自分も子どもも通った事も
考えたこともなく、本当にニーズがあって、生徒が集まるの?
一般の方はそう思われますよね。

国語重視に国の教育方針がシフトしています


実はそうではありません。
最近は、国語の成績を上げることの重要性に気付かれている方が年々増えています。
おかげ様で、コクリエ国語教室も、年を重ねるごとに受講生が増えて、
そろそろ募集停止ということも度々あります。

どうしてかというと、国の教育改革の影響です。
文部科学省は、「思考力・判断力・表現力」を柱に、今までと違う方針で学校教育を始めています。
教科書も、中学は今年度からこの方針に基づき大きく変わっています。
教育改革が行われている理由は、社会が大きく変わったから。
AIが現実的に社会で使われ始め、人間とコンピュータで仕事の分担をして働く中で、人間にしかできないことをできる人間に育てたいのです。
つまり、教育界で行われるゲームの種類が変わり、ルールが大きく変わったのです。

今まで中心であった記憶教育では、人間はコンピュータにかないません。
記憶する事が全く必要なわけではありませんが、
記憶力のいい人が勝つゲームではなくなったのです。

知っていることを組み合わせて活用し今までにないものを作ったり、出された問題を解くだけでなく、問題を発見する能力、
問題を解決する中で、人とともに協力して、失敗を恐れずトライして自分たちで問題解決をする力が求められています。

「考える力」が一つのキーワードですが、「考える」には「言葉」や「言語能力」が必要です。
問題をみつけても、それを言葉に落とさないと、ひとに伝わりません。
「問題の本質を見極める」ためには、抽象化と具体化という国語の分野が不可欠なのです。
(詳しくは別記事で書く予定)

つまり、今までの英語・数学を学べば入試もOKという世界から、
国語が必要な教育にシフトしているのです。
国語のブームが来ているといえます。
まだ、この重要性に気づいている人は、ほんの一握りですが・・・

ニーズはあっても国語を教えられる人が足りない

さらに、国語を専門で教えている塾は、名古屋エリアでも数えるほどしかなく、求める人は増加しつつあるのに、提供者がまだ少ないのです。
知人の塾経営者も、声をそろえて「国語指導は難しい」と言っており、今のところ新たに国語塾に参入する動きはあまり大きくありません。

それゆえ、競争が少なく、費用も他の塾に比べて高めに設定することが可能です。

国語塾の人気は徐々に上がりつつあり、教科書や指導要領が変わった今年から、さらに国語の必要性や、学校だけでなく、特別に学ぶ必要性を感じる保護者が増加すると予測されます。

他の記事でも書きましたが、2021年1月から始まった大学入試改革でも「読解力」読む力がますます必要になってきたといえます。

まとめると
1.国の教育改革で考える力が必要
2.考える力は、言語能力=国語力で鍛える
3.国語の必要性に気づいている保護者が増加中
4.国語の指導のできるところが少ない
5.国語塾は社会に求められ、単価も高くできる。

だから、今は国語を学ぶ必要性に目覚めている方が少ないかもしれませんが
これから増えていく、国語の黎明期と言えます。
これからがチャンス!

 
 
養成講座の説明会を7月に行います。
 

| 2021年04月22日 | 未分類 |