どうして国語が嫌いになるか?

2015.06.17 Wed

頭が良くなる国語塾  コクリエ国語教室 名古屋駅前校 主宰の 黒川葉子です。

国語は、好きな子と嫌いな子がはっきり分かれる教科です。
また、どう学んだらいいかわかりにくい教科です。
何が、わかりにくいかというと、例えば、記述問題のテストで、自分がコレだ、と思って書いた答えに対して、バツがついたとします。自分にとって答えは、コレなのに、なぜコレじゃなくて、アレが答えでなくてはいけないのか、きちんと説明される機会はあまりありません。
アレが答えで、コレはなぜダメなのか?
コレとアレの違いは、言って見れば視点、見る位置の違いです。アレの視点に立てなければ、アレは見えてきません。
また、設問が求めている答えを、見抜く、設問の仕方から類推する必要があります。独特の設問の仕方に慣れる必要もあります。
つまり、テストの正解にたどり着くには、自分のものの見方と、設問が求めている視点の違い、立ち位置の違いに気づく必要があるのです。
ただ、「間違ってる」と言われても、理解ができず、どうしていいかわからないので、国語は、わからない、嫌いだ!となります。
例えば算数なら、どうして間違ったかは、明確です。計算を間違えたか、公式を間違えたか、違いがハッキリしていて、スッキリわかります。国語は、そうは、いかないし、多くの場合説明も足りません。
コクリエの授業では、記述問題の間違いを、しっかり説明します。
なぜ、コレではだめで、アレなのか?設問の問い方が、こうだから、アレが答えなのだ、と、納得いくまで、話し合います。
アレが見える位置まで、生徒を誘導して、アレとして捉えられた事を確認します。
次に類似の別の問題をやった時に、活かせるように、しっかりとものの見方、捉え方のお話をします。
納得がいくと、少しづつですが、国語嫌いが直って行くことが多いようです。

| 2015.06.17 17:24 | コクリエで学ぶこと |

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