コクリエ国語教室

カレンダー

2022年11月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930  

最新の記事

カテゴリ

アーカイブ

文章が理解できないのは読解力不足だけではない~ごんぎつねの読解~

2022.11.10 Thu

少し前に話題になった、「子どもたちが、「ごんぎつね」を読めない問題」覚えていますか?

それは、小学校の国語の授業の話。ごんぎつねを題材にして授業が行われていた。

ごんぎつねが、兵十の家にあった魚やうなぎを逃してしまった数日後、
ごんぎつねが兵十の家を訪ねると、葬式の準備をしていた。
近所の人が集まり、家の外で火をたいて、鍋がぐつぐつしていた。 
というシーンで、

先生が生徒をグループにして、話し合わせた。「この鍋で何を煮ているでしょうか」

子どもたちは、真剣に考えて、答えを出した。
半分以上のグループの子たちは
「亡くなった兵十のお母さんを煮ていた」
と答えた。

それを見た先生たちは、嘆いた。
「人の気持ちがわからない」「想像力、読解力の欠如だ」と。

ネット上でかなり話題になった。
それは、読解力や感受性の問題ではないだろう、と。

普段から多くの子供たちに国語を教える立場からも、
これは、読解力のもんだいではなく、
子どもたちの問題でもなく
指導者の想像力の欠如、指導方法の間違いだと思う。

こちらの本の冒頭部にそのエピソードがある。

試しに、コクリエに通う中学生3人に同じ質問をしてみた。
中三生2人中二生1人だ。
この内、中三生の一人は、難関私立中学で、学年1位から3位に間には常に入っている子だ。
3人ともよく本を読んでいる。本の虫と言ってもいいくらいに本を読んでいる子もいる。

中二生「何かを消毒するために湯を沸かしている」
中三生「お母さんの死体を煮ている」
中三生「・・・・何か食べ物を煮ている???理由はわからないけど」

そう、中学生でも、本の虫でも、
みんな、先生が期待している答えには行きつかないのだ。

なぜ???

3人とも、この時代の葬式について、何一つ知らないから。

現代の葬式は、葬儀会館で行い
葬儀社のスタッフが取り仕切り、近所の人はせいぜい弔問に来るだけ。
通夜葬儀では、親しい親戚だけに取り寄せた食事をふるまう。

ごんぎつねの時代の葬式は
家でとり行い。
近所の人が手分けして取り仕切り
近所の人が作った煮物を出席者にふるまう。

近所の人が集まって煮物をするなどという習慣は、
現代の日本にはない。

近所の人が葬式の日に何かを煮ていたら
それが、葬式に来た人にふるまう食事野ための煮物だなんて、想像すらできない。

子どもたちがこれを想像できないのは、いけないことだろうか??

私は、比較的田舎で育ったので、リアルに近所の人が集まって祖母の葬式をとり行ってもらった経験がある。
しかし、私と同世代でも、このような葬儀の経験のある人は少ないのではないか? 

この話を、国語指導者養成講座の卒業生たちと話したとき、
多くの人は経験はなかったが、
テレビアニメの「日本昔ばなし」などで、こういうシーンを見たことがある、
と話してくれた。

小学校の先生の授業の進め方に疑問がある。
ここは、想像したり考えたりする部分ではなく
昔の日本の風習として、情報をあたえる必要があると思う。

この授業のしかたを、外国人向けにするだろうか?
この風習を知らないかもしれない外国の人に、
昔の日本の生活様式として、「葬式のときは・・・」と教えるのではないか?

日本は、戦後、昔の生活習慣や、住まいや、考え方などの多くを捨てて
西洋式の新しい日本として生まれ変わっている。

日本の古い文学や随筆など、その多くの背景は、現代の子どもたちには未知なのだ。

国語指導者には、
そう思って、その前提で、
子どもの立場になって考えてほしい。

自分には当たり前のことが、もはや子供には当たり前ではないのだ。

知らないことは、情報として与えて
そのうえで、想像力を働かせるよう、働きかけるのが当然の指導法だと考える。

そうでないと、国語嫌いを量産することにつながってしまうと考える。

#ごんぎつね
#読解力
#子どものせいでなく指導者の力不足
#国語嫌いをつくらない

お問い合わせはこちらへコクリエ国語教室へのお問い合わせご質問は、お気軽に上記よりお願いします。

メルマガ登録葉子先生の国語塾無料メルマガで、国語、教育改革、各種イベントのご案内などを発信しています。
上記より登録お願いします。

LINE公式アカウント登録LINE公式アカウントで、新しい情報などをお伝えします。上記より登録お願いします。

コクリエ国語教室ホームページコクリエ国語教室について詳しくは上記から

コクリエ国語メソッド講師養成講座ホームページ講師養成講座について詳しくは上記から

| 2022.11.10 16:11 | コクリエで学ぶこと, 入試と国語, 未分類, 社会問題と国語, 読む力/読解力をつけたい |

2023愛知県の高校入試改革は国語力が勝負!

2022.11.10 Thu

今の中3が受験する、2023年の愛知県の公立高校入試は、大きく変わります。

主な変更は
1.受験機会が2回から1回に変更
2.受験時期が2月中旬に変更(1か月早くなる)
3.解答方法がすべてマークシートに変わる

今回お話したいのは3番について
解答方式がすべて選択式になる、というものです。

一見、受験生にとって、楽な変更だと感じます。
特に、国語の記述問題がなくなるので、国語嫌いの子は一瞬喜びます。
実は、そうではなく、国語が得意でない子にとって、選択式の解答は、楽だとは言えないのです。

なぜなら、高校入試の目的は、合格者と合格しない人を分けること。
そうなると、差をつけるために問題や選択肢は、選びにくいものとなるでしょう。
一足早くマークシート式に変更した神奈川県の問題は、確実に難化したといいます。

その為には、度の教科でも、選択肢は、間違いやすいもの、
パッと読んだだけでは、どれが正解かわからないものになる、ということです。
つまり、選択肢が、長文化し、注意深く読まないと
どれが正解かわからないものになることが想像できます。

国語が得意でない子は、文章を読むことが嫌いです

文字が大量に書かれているだけで、戦意喪失です。
文字の多い文章を読むことを放棄して、
「適当に」選択してしまうことは容易に想像できます。

これが、国語だけではなく、すべての教科においてテスト紙面が文字で埋め尽くされるのです。

実は、この傾向はすでに大学入試「共通テスト」をはじめとして、
多くの入試で、数学などの国語以外の教科のテスト問題が文字で埋め尽くされ
国語が得意でない学生が戸惑っているという現実が報告されています。

数学の問題なのに、読みにくい文章を乗り越えないと先に進めないのです。

「理系だから、国語はいいかな」
「まずは、英語と数学、国語はわざわざ学ばなくても・・・」
という時代は終わったのです。

まずは国語力
まずは、「読解力」
文章の意味を自分で理解することが第一歩なのです。

なぜ?

社会が変わり、求められる能力が大きく変化したからです。

コクリエ国語教室では、冬休みの特別講座、2023年どの新規入学者を募集開始です。

ご興味をお持ちいただいた方は、下記からお問い合わせをお待ちしています。

お問い合わせはこちらへコクリエ国語教室へのお問い合わせご質問は、お気軽に上記よりお願いします。

メルマガ登録葉子先生の国語塾無料メルマガで、国語、教育改革、各種イベントのご案内などを発信しています。
上記より登録お願いします。

LINE公式アカウント登録LINE公式アカウントで、新しい情報などをお伝えします。上記より登録お願いします。

コクリエ国語教室ホームページコクリエ国語教室について詳しくは上記から

コクリエ国語メソッド講師養成講座ホームページ講師養成講座について詳しくは上記から

| 2022.11.10 16:07 | コクリエで学ぶこと, 入試と国語, 夏休み・冬休み・春休み企画, 読む力/読解力をつけたい, 高校入試 |

夏季講習募集中です

2022.07.16 Sat

まもなく夏休みが始まりますね。

夏休みは授業がないので、じっくり必要な学力をつける事ができます。

国語って、「いつかキチンと学ばないと」と思いながら、
つい後回しになりがちな教科です。

いったい、何がどうなれば国語の点数が伸びるのか?
国語とはどういう教科なのか?
どうやって家庭学習をすればいいのか?

なぞ多き科目です。

国語はどう学べばいいのか??

カンタンです!

ちゃんと読んで、質問にちゃんと答える!

それだけです

・・・・と言われても・・・・ですよね。

そこで、夏季講習で国語のプロから
国語の本質を学んでみませんか?

授業は基本1対1で、ご都合のいい日時で授業をします。

詳しくはお問い合わせください。

多くの方が、有料体験授業(90分1.2万円)を受けて、入塾を決められます。

夏季講習は若干名の受付になります。
お早めに‼‼

お問い合わせはこちらへコクリエ国語教室へのお問い合わせご質問は、お気軽に上記よりお願いします。

メルマガ登録葉子先生の国語塾無料メルマガで、国語、教育改革、各種イベントのご案内などを発信しています。
上記より登録お願いします。

LINE公式アカウント登録LINE公式アカウントで、新しい情報などをお伝えします。上記より登録お願いします。

コクリエ国語教室ホームページコクリエ国語教室について詳しくは上記から

コクリエ国語メソッド講師養成講座ホームページ講師養成講座について詳しくは上記から

| 2022.07.16 15:13 | コクリエ国語教室からのお知らせ, 受験・入試対策/苦手な国語をクリアしたい, 国語の成績を上げたい, 国語を学ぶメリット, 夏休み・冬休み・春休み企画, 考える力をつけるには?, 読む力/読解力をつけたい |

夏季集中講座受付中

2021.06.29 Tue

そろそろ、中学生の皆さんは、期末試験も終わるころでしょうか?

英語と数学は塾で勉強するけど、国語の勉強どうしたらいいかわからない・・・

という方も多いかも

国語の特性知ってますか?

国語は、定期テストと受験用の勉強は全く違うってご存知ですか??

よく考えてみたらわかるのですが、

定期テストは授業ですでに学んだことが出ます。

しかし、入学試験は?

はじめてみる文章を読むのです。

解き方が全く違うことがお判りでしょうか??

もちろん、定期テストと入試対策、どちらの勉強のしかたも教えます。

多くの学習塾では、国語の学習は、教材のワークをこなす定期テスト対策。

入試対策の国語は、あまり行われない、または行われても、問題を解いてその文章を解説

するくらい・・・
入試国語のもう一つの特徴は、「二度と同じ問題は出ないこと」なので、

入試に出ない問題の解説を聞いても、それを応用できる力があればいいのですが・・・・

夏休みに国語専門塾で国語の力をつける

餅は餅屋。国語は国語塾です。

普段は時間が取れなくて出来ない国語を、夏休みにトライしてみませんか?

国語は短期間で伸ばすことができます。

ご希望の方は、下記リンクからお問い合わせお待ちしております。

受講の流れ

お問い合わせ → 有料体験授業 → 入塾、授業日程決定 → 受講

国語はマンツーマン授業が効果的です。

授業料等はホームページでご確認ください

https://cocurie.jp/lesson/#style

お問い合わせはこちらへコクリエ国語教室へのお問い合わせご質問は、お気軽に上記よりお願いします。

メルマガ登録葉子先生の国語塾無料メルマガで、国語、教育改革、各種イベントのご案内などを発信しています。
上記より登録お願いします。

LINE公式アカウント登録LINE公式アカウントで、新しい情報などをお伝えします。上記より登録お願いします。

コクリエ国語教室ホームページコクリエ国語教室について詳しくは上記から

コクリエ国語メソッド講師養成講座ホームページ講師養成講座について詳しくは上記から

| 2021.06.29 08:40 | つれづれ思うこと, コクリエで学ぶこと, コクリエ国語教室からのお知らせ, コクリエ国語教室について, コクリエ流国語のお悩み&お困りのツボ, 入試と国語, 受験・入試対策/苦手な国語をクリアしたい, 国語の成績を上げたい, 国語を学ぶメリット, 国語専門講師の視点, 夏休み・冬休み・春休み企画, 考える力をつけるには?, 読む力/読解力をつけたい, 読解力/リーディングスキルについて |

コクリエマジック!

2021.04.15 Thu

入塾2か月の私立高校2年生
入塾後短い期間で国語の成績が上がってきた

国語の論説文の読解の授業のテストで満点をとったり
現代文のテストも、学年最下位から5番目から平均に・・・
とても素直で、言った通りやってくれたという成果です。

お母さまに先日お話を伺ったら、彼が家で
「現代文がわかるようになった・・・不思議だ。
コクリエってなんかあるのかな?」と・・・

コクリエって・・・魔法の教室⁇

国語って、そういう科目です。
だから、「頭のよくなる国語塾」といっているのです。


この場合の頭がよくなるとは、
読んだ文章の意味が分かることを意味しています。
今まで、文章を読んでも意味がほとんど分からなかったものが、
わかるようになったら「頭がよくなったのかな?」と思いますよね。

「文章を読む方法」を知らなかったところから
「文章を読む方法を知った」ら、
二度と元には戻れないのです。


だから、自分では特に変わったつもりはなくても、自然に
不思議なことに、国語の文章が理解できるようになっているのです

二度と「わからない自分」に戻れない・・・
そういう意味では、魔法の学校かも・・・

魔法にかかってみたい方、お問い合わせをお待ちしています

お問い合わせはこちらへコクリエ国語教室へのお問い合わせご質問は、お気軽に上記よりお願いします。

メルマガ登録葉子先生の国語塾無料メルマガで、国語、教育改革、各種イベントのご案内などを発信しています。
上記より登録お願いします。

LINE公式アカウント登録LINE公式アカウントで、新しい情報などをお伝えします。上記より登録お願いします。

コクリエ国語教室ホームページコクリエ国語教室について詳しくは上記から

コクリエ国語メソッド講師養成講座ホームページ講師養成講座について詳しくは上記から

| 2021.04.15 15:07 | つれづれ思うこと, コクリエで学ぶこと, コクリエ国語教室について, コクリエ流国語のお悩み&お困りのツボ, 受講生・保護者感想・喜びの声, 国語の成績を上げたい, 国語を学ぶメリット, 国語専門講師の視点, 考える力をつけるには?, 読む力/読解力をつけたい, 読解力/リーディングスキルについて |

国語の成績が上がった!

2021.03.15 Mon

コクリエ国語教室の新学期は2月
中学受験生が多いせいもあり、特に今年は2月の入塾者が大勢いらっしゃいました。

新しい生徒たちとの授業は、特にその子その子の個性やクセを見つけながら
悪いクセを修正し、いい習慣に変えていくので一人一人に合わせた、
様々なアプローチをしていきます。

そろそろ1か月が過ぎ、早い子だと成績に反映してくる時期です

私立高校生のAくん

入塾前の定期テストで、国語が学年の下位5位・・・
コクリエに4回ほど通い、次の定期テストでは学年平均くらい
まで成績が上昇

読解の授業があり、その授業のテストでは満点!

「どうしてこんなに早く変わったの?」ときくと
「コクリエで習ったことをやってみたら、文章がよくわかるようになって」と。

彼は、語彙など文章を読む基礎力は持っていても、
それを発揮することができなかったタイプだったのですね。

中学受験生の新6年生のBくん
通っている大手塾の上位クラスにいたのに、他の教科はいいのに、
国語が足を引っ張ってクラスが下がってしまったそうです。
志望校に入るには、上のクラスの授業を受けたいところです。
1月末から入り、とても素直な子で、言った通りのことをテストでも
実行してくれました。
「そっか、こうやって読むとわかる」
「コクリエ最強‼‼」と言いながら・・・

大手塾では毎週テストがあります。
テストの成果は10段階評価で評価されます。

彼は毎週国語の評価4➡5➡6➡7と順調に上げていきました。

そして、待望の上のクラスに・・・‼‼
本人も、こんなに成績が伸びたのは「コクリエ最速??」と大喜び

コクリエ国語教室にはいろんな子が来ます
成績の上がり方も人ぞれぞれ・・
入塾後成績が早く上がる子もいれば、
しばらく成果が上がらず、ある時一気に上がる子も

でも、体が成長しない子がいないように
国語が上達しない子はいません。

すべての教科の基礎、国語の読解力を上げるのは、早いうちがおすすめですよ。
そのあと一生使える力ですから

お問い合わせは、下のバナーから・・・
今ならまだお席も用意できます

お問い合わせはこちらへコクリエ国語教室へのお問い合わせご質問は、お気軽に上記よりお願いします。

メルマガ登録葉子先生の国語塾無料メルマガで、国語、教育改革、各種イベントのご案内などを発信しています。
上記より登録お願いします。

LINE公式アカウント登録LINE公式アカウントで、新しい情報などをお伝えします。上記より登録お願いします。

コクリエ国語教室ホームページコクリエ国語教室について詳しくは上記から

コクリエ国語メソッド講師養成講座ホームページ講師養成講座について詳しくは上記から

| 2021.03.15 15:08 | つれづれ思うこと, コクリエで学ぶこと, コクリエ国語教室について, コクリエ流国語のお悩み&お困りのツボ, 中学受験, 入試と国語, 受講生・保護者感想・喜びの声, 受験・入試対策/苦手な国語をクリアしたい, 国語の成績を上げたい, 国語を学ぶメリット, 国語専門講師の視点, 考える力をつけるには?, 読む力/読解力をつけたい, 読解力/リーディングスキルについて |

国語ができない子たちに起こっていること(PISA調査に思う)

2020.01.03 Fri

読解力がない、PISAの読解力が15位なったと騒がれています。

中学生のほとんどが塾に行き、私が子どものころに比べて、勉強にかける時間が多い子がほとんどではないでしょうか?
中学生の教科書を見ると、それほど難しくなっているとは思えないのですが・・・

このような記事がありました。
かなり重要でショッキングなことが書かれていますので、読んでみてください。

ノートを取れない子供たち


ノートを取れない子供たち
https://www.businessinsider.jp/post-204493?fbclid=IwAR2ki8H3iCFxwsogqaSNJtztwS2rauMurMABHysRvJpWMzW7x55wIuHf8_w

引用
① 実は、今の子どもの多くが、中学生になってもノートが取れません。ノートの取り方自体がわからない。成績下位の生徒だけでなく、中の上の生徒でもそうなんです。板書を写させると、写すことに「認知負荷」がかかりすぎるので、先生の話が聞けなくなります。板書に認知負荷が全て持っていかれてしまい、先生の話が聞けない状態なのです。本来ならば小学校3、4年生くらいまでに、先生の話を聞きながらノートが取れるようになってほしいのですが、それが難しい状況になっています。

②今の子どもたちは手先が不器用なんです。手先を細かくコントロールしなければならないタスクが家庭内で減っています。そのまま小学校に入学してくると、雑巾を絞れない、トイレでお尻を上手に拭けない。その状態では字をマスの中に書けない、定規で線を引こうとしても定規が斜めになってしまって上手く線を引けない。だから「ノートに定規で線を引いて」と指示すると、全員が書き終わるまでに何分もかかってしまう。

③私たち世代(40代以上)は主に家庭の会話とテレビとラジオから語彙を獲得してきました。 (中略)常識による推論、という共通認識を持つことがとても難しい時代になっています。

④核家族では、会話をする大人も限られる。新聞もとっていない、カレンダーやアナログ時計もない家庭も多いです。小学校に入るまで数字も字も見たことがない、1週間が何日かを知らない、という子どもも増えています。キャッシュレスが進めばお釣りの計算もできなくなる。便利になることが、子どもたちの自然に学ぶ機会の損失になることを、私たちは考えてこなかったんですよね。

世の中は、私が子どものころに比べて、各段に便利になりました。
人が体や手や頭を使わなくても、出来ることがどんどん増えています。
それはとても好ましく、素晴らしいことです。
しかし、体や脳や手足を成長させている家庭の子供たちにとって、同じように体や脳や手足を使わずに便利に暮らすことは、本当にいいことなのでしょうか?

国語は、日本語力です。
だから、日常生活での頭の使い方が、国語に大きな影響を持ちます。
国語を指導していて、家での生活や会話や体験が国語の理解力とリンクすることを実感しています。

パソコンやスマホ、親切な学習ツールやドリル、タブレットでの楽しい学習
これらは、脳を育成している過程の子どもたちには、マイナスに働くのではないかと考えます。
ある程度脳の発育ができている子には、便利で効果的な学習になるとは思いますが・・・

上記記事の①は、親切すぎるドリルやわかりやすい塾の指導の弊害でもあると思います。脳を使うのは疲れるので、誰でも使わずに済めば使いたくありません。
板書を写すのが遅い子に合わせていたら授業が進まないから、プリントを配るようにすれば、面倒なノート写しはいらないですから・・・
教育産業ですらサービス業と化し、ファミレスのように過剰なサービスをすれば、学習ツールが脳の代わりに成長するだけです。

受動的な学習姿勢

子どもたちの指導をしていて、これが、学力低下の大きなカギだと思っています 。
誰かがサービスしてくれる(何とかしてくれる)
言われたことをこなせばいい
教えてもらってないからわからない
「わからないから、わかるようにしてよ」

そんな受け身な態度で学習しているようでは、伸びません。


これは、子どもたちのせいではないと思います。

ゲームにしろ、動画にしろ、世の中が「消費者」として、子どもたちにもサービスしすぎているので、勉強も当然サービスしてもらえるものだと、受動的態度になるのです。
自発的に物事に取り組んだり、与えられたものに疑問を抱き、調べたり考えたりする子がどれほどいるでしょう?


最初にPISAの読解力が15位と低下したと話しました。

日本人が特にできなかった問題は、
「文章を本当にそうかどうか疑いながら批判的に読む問題」だったそうです。

日本の学生は、基本的に疑うことを教えられていません。
教科書や印刷物に書いてあれば、「その通りだ」と受け入れる事しか教えられていません。
授業中に「この教科書の記述おかしくないですか」と言おうものなら、先生に何と言われるか・・・・

PISAの読解力の順位が悪いのは、日本の教育と、PISAのテスト内容が異なるからだと考えます。

批判的に考える力(ラテラルシンキング)は、重要なことなので、今後国語教育でもしっかり扱ってほしいと思います。

読解力不足は社会の問題


結局、何が言いたいかというと、
「読解力がない」のは、子どもの個人的な問題だけではないということです。

家庭や日常での会話や文字との接触が少ない
学校の国語のカリキュラム
本を読む以外に楽しいことがありすぎる
世の中が便利になりすぎている
等々・・・・

様々な要因により
頭を使わなくても便利に暮らせるから
文字を読むという大変なことを普段していないから

というのも、大きな要因だと思っています


コクリエ国語教室では、
国語教材を使って、脳をフルに使うことを毎回行います。
学習というより、トレーニングです。

それってなに?とご興味を持っていただけたら、お問い合わせください。
1月以降席に余裕ができます。

コクリエ国語教室のホームページはこちらから

お問い合わせ・お申込みはこちらから

LINE公式アカウント友達追加 https://lin.ee/c4d2eJb
 

友だち追加

| 2020.01.03 18:19 | つれづれ思うこと, コクリエ国語教室について, コクリエ流国語のお悩み&お困りのツボ, 国語の成績を上げたい, 社会問題と国語, 考える力をつけるには?, 読む力/読解力をつけたい, 読解力/リーディングスキルについて |

PISA読解力はなぜ15位に低下したのか?

2019.12.20 Fri

読解力が足りない、か問題になっています。

PISA(国際学力調査)で読解力が世界15位となり、前回の8位から大きく順位を下げたからです。  新聞記事

早速その対策として、政府が予算を6億円その調査につけたことがニュースになっています。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191220-00000521-san-bus_all

このニュースで話題の「読解力」とは何でしょうか?新聞によると日本人が弱かった問題は、テキストから情報を探し出す問題やテキストの質と信ぴょう性を評価する問題、自由記述の問題で自分の考えを他社に伝わるように根拠を示して説明する問題だったのだそうです。

それであれば、当然の結果だと感じます。というのも、おそらく学校の国語の授業でこれらの項目は対象になっていないと考えられるからです。

教科書にある文章を、疑うことなく、自分で評価することなく、文章の解釈を指導要領通りに先生が説明し、その通りにテストで答えるのが、学校の国語の授業。ごく一部自分の意見を各授業もあるかもしれませんが、成績の評価にはあまり関係ないような・・・・

つまり、PISAの調査の国語(読解力)は、日本の学校教育の国語とは全く違う教科だといっていいと思います。  だから、出来なくて当たりまえかと。 テキストから情報を探し出す問題やテキストの質と信ぴょう性を評価する問題、自由記述の問題で自分の考えを他社に伝わるように根拠を示して説明する問題 の答え方は教えてないのですから、、、

PISAでいうところの読解力をつけるには? テキストから情報を探し出す問題やテキストの質と信ぴょう性を評価する問題、自由記述の問題で自分の考えを他社に伝わるように根拠を示して説明する問題 を日常的にニュースやインターネット上の情報を使って行う習慣をつける事かと・・・・そのような問題は今のところ入試に出るところが少ないので、対策をするところもないのが現状です。

ご希望があれば、コクリエ国語教室でこのような対策も行います。お問い合わせください。
お問い合わせはこちらから

コクリエ国語教室の詳細はこちらから

| 2019.12.20 18:55 | 2020年度新大学入試, コクリエ国語教室について, コクリエ流国語のお悩み&お困りのツボ, 社会問題と国語, 考える力をつけるには?, 読む力/読解力をつけたい, 読解力/リーディングスキルについて |

国語の成績を上げるには〜その2 読む力のトレーニング法

2019.02.18 Mon

国語の成績を上げるにはどうしたらいいのでしょう?

他の教科は、セオリーがありますが、国語については指導法が

確定していないのが現実です。

 

特に日本では、これまで日本語を話せる生徒が対象でしたので

改めて、話すこと、読むことなどの基本を教えるという発想がなかったのでしょう。

小学校入学時点でまだ書けない漢字や語彙は教えたり

音読はさせますが、改めて本文からなにをどう読むのかという指導は

ほとんどされていないと感じます。

 

小学生3年生から主に国語が苦手な子に教えていて感じるのが、

「読み方」を学ばないまま学年が進むにつれ、なにがどうわからない

のかさえ、本人がわからないと言うことです。

 

さてみなさん、国語のテストにおいて「読む」とは、なにをすればいいのでしょうか?

国語の得意な方、どうやって読めば、テストの点が取れるか説明できますか?

 

国語のテストの文章を読むのは、その後の問題に答えるため。

テストの答えは基本的にひとつなので、読み方も一種類です。

趣味の読書と違い、決まった読み方をしなくてはいけません

 

では、何をどう読むのか?

説明文についてお話しします。

「筆者が伝えたいこと」を文章から読み取ることです。

文章は必ず伝えたい何かがあって、書かれます

それを伝えるために、比喩や繰り返しや対比など色々な手段を使います。

学年より2〜3年下のドリルを使い、場合によっては小学校3年くらいの

ドリルに戻って、本文から「筆者の伝えたいこと」を見つける

トレーニングをしましょう

 

簡単なトレーニングですが、身につくまで繰り返しが必要です。

教科書の文章は長すぎるので、短めのドリルなどの文章で練習される

ことをオススメします。

 

ご質問などあれば、、

★コクリエ国語教室問い合わせお申し込み先
http://cocurie.jp/contact/index.html

08045250709 黒川
授業中など電話に出られないことがあります。

折り返しお電話させていただきますので、メッセージを

残してください

| 2019.02.18 16:11 | コクリエで学ぶこと, コクリエ国語教室について, コクリエ流国語のお悩み&お困りのツボ, 国語の成績を上げたい, 考える力をつけるには?, 読む力/読解力をつけたい, 読解力/リーディングスキルについて |