やまと言葉と日本語

2015.09.08 Tue

頭が良くなる国語塾  コクリエ国語教室 名古屋駅前校 主宰の 黒川葉子です。

日本語は、同じことを色々な表現で言い表すことができます。
それが、日本らしさでもありますが、外国の方が学ぶ時は、障害になりますね。
また、表記の仕方、文字も色々な種類があり、覚えるのも大変です。
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日本語は大きく分けて3種類の言葉で出来ています。

①やまと言葉
平安時代あたりから使われていた日本古来の言葉を元にしている。
ひらがな表現が多い。
女性らしい表現になる
②漢語
中国伝来の漢字を中心にした表現。
固い、ビジネスや学術的表現になり、男性的、理屈っぽい。
漢字を使うので新しい言葉を作りやすい。
漢字をみただけで、意味が何と無くわかる。
③外来語
カタカナ中心。外国の言葉の音をそのまま表している。
日本になかった新しい概念を表すので、新鮮で最先端な印象。
日本人の特性もあり、日本語はどんどん中国や諸外国の情報や概念を柔軟に取り入れ、新しい日本語をつくって、進化しています。
明治時代になり鎖国を解いた時、多くの言葉が作られたのだそうです。
例えば、愛する、は、キリスト教の影響によるLOVEを表す日本語がなく、明治に作られた新しい言葉なのだそうです。
それまで愛しい、はあっても、愛するはなかったのだとか。
漢字のおかげもあり、日本語は柔軟に言葉を作りやすいと言われます。
そのおかげで、明治以降入ってきた、科学や医学などの学問を、日本語で学べるのです。
これは、すごいことです。

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おなじことでも、普段は漢語を使うところを、やまと言葉にしてみたり、その逆を使って見ることで、新鮮に聞こえます。

ちょっと調べて使って見てはいかがでしょう?

| 2015.09.08 15:16 | コクリエで学ぶこと |

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