国語の成績アップに、こども新聞
国語のテストの成績は、どうしたら上がるのか?
国語という教科は、他の教科とあきらかに違う幾つかのポイントがある。
そのひとつは、あらかじめ本人が持っている知識に左右されるということだ。
知らないこと、聞いたことも見たことも体験したこともないものは、単語はわかっても本当には理解しにくい。
例えば、あなたが見たことも聞いたこともない場所について書かれた文章を読むとします、
そこには特殊な建物や、風習があり、写真やイラストはなく、言葉のみで描写されていたとします。
はたして、あなたはその文章を理解し、イメージできるでしょうか?
例えば、あなたがカレーを見たことも食べたことがないとします
「カレーは辛いのよ」
「どんな風に辛いの?キムチみたい?ワサビみたい?タバスコみたい?」
辛いで思い出す、すでに経験のある何かの辛さと比べようとしますよね。
、カレーとそれらの辛さは、違いますよね。
そんな風に私たちは自分の経験、または映像などで見たことのあるもの、読書や人の話で知ったことを物事の理解の助けにしています。経験値が少なければ、理解できることも少ないのです。
そう、あまり語られていませんが国語には「知識の壁」があるのです
人は、今までの自身の経験や、読書などによる情報や、写真や映像によるインプットがある事柄のみイメージでき、理解できるのです。
指導経験から言って、国語の成績を上げるために必要なものはおおまかに3つです
★読解力
★解答力
★文章の内容に関する知識
一番わかりにくく、きりがないのが、知識です
どんな文章が出題されるかは、予想不可能だから
そこでおすすめは、雑学として、社会の事が広くのっている新聞
それも、普通の新聞は大人が読んでも難しい
前提知識を膨大に持っている上で、ニュース性のある新しいことのみが載っているのが新聞です。
そこでおすすめは「子供向けの新聞
各新聞社でも出しています
地元中日新聞だと、日曜日の新聞に1枚挟まっています。
朝日新聞の小学生新聞なんかがいいかも。
子供向けの「ひきたよしあき」さんのコラムも載っています
それが、LINEで無料で読めるそうです
大人が読むにも便利。
いまさら聞けない基礎的なことが解説されていたりします
「しっていることを増やす事」は考える力を伸ばす基礎ですね。
新聞が知識習得にいい訳は、ひとまとまりの文章が短く、 何らかの意味のある記事であること。
プロの書き手に書かれ、編集されたものであり、文章の書き方が正しい事。
「正確な文章の型」が体に染み付いていること、は文を書く、説明力を付ける上でとても大切です。
| 2016.10.10 15:59 | 2020年度新大学入試, つれづれ思うこと, コクリエで学ぶこと, 中学受験, 今からでも遅くない!大人が学ぶ国語, 入試と国語, 国語を学ぶメリット, 国語専門講師の視点, 社会問題と国語, 考える力をつけるには?, 読解力/リーディングスキルについて |