すぐに成績を上げたいなら、○○を変えろ‼
指導をしていて、早い時期に成績が伸びるかどうかは
すぐに分かります
それは、、、
指導した通りにすぐにやり方を変えるかどうか
当然ですよね!
すぐにやり方を変えれば、その子は成績の変化が早いです。
数回の指導で、模試の点数が倍になる子が毎年います
それは、数回の指導で、頭の中がすっかり切り替わったから
スポーツの指導を考えたら分かりやすいと思います
コーチの指導を受け、すぐにフォームや練習方法を変える子と、
指導を受けても、自分なりに検討をして、フォームや練習法法を自分で考える子の違い
というか・・・・スポーツの世界では、コーチの指導に従わないのは考えられないですね
ところが、勉強では、結構あり得ます。
頭の中の見えないことなので、自分でもわかりにくいのでしょう
勉強だけでなく・・・・
「変わりたい」と思って何かを学んだり、取り入れてるとき
スパっと変わる人と、なかなか変われない人・・・・
何が違うと思いますか?
「どうしても○○したいという意思」です
意思がはっきりしている人は
「優先順位」(大切なことの順番)が変わります
すぐに成績を上げたければ、優先順位を変えなさい
例えば「痩せたい」人
3か月後の結婚式に二回りスリムなドレスを着たい、予約してしまった人は
どんなにおいしそうなパーティーのお誘いをもらっても、行かないでしょう
「痩せること」の優先順位が高いから・・・・
結局、勉強でもダイエットでも、どんな事でも、
変われる人は、目的に向かって、優先順位を切り替えることができる人
美味しいものいっぱい食べたい と、痩せたい、という矛盾を抱えず、スパッと切り替えることができる人
成果を出す人は、変われる人です
あなたのお子さんの行動を見てください
受験生なのに、スキあればゲームをしたがる子は、優先順位がゲームなのです
机の前に座ってはいても、心の中は「早くゲームがしたい」であるかも・・・
その状態では、机に向かっていても「勉強をしている」とは言えないですよね
成績が変わらないということは、優先順位が成績を上げる、以外のところにあります。
塾の時間を増やす前に、その心構え、優先順位について話し合ってみましょう
リーディングスキルテストフォーラムに参加して
「AI vs教科書が読めない子どもたち」の新井紀子先生の研究授業と、
解説のフォーラムを受講して来ました。
新井先生のリーディングスキルテストに協力した、代々木ゼミナール
名古屋校にて、東京校からの同時中継で聞くことができました。
一限目は、小学校4年生の子たち向けに、新井先生の授業を見せてもらいました。
テーマは「オセロを実況中継する」
オセロの盤面の様子を表現した文章から、実際のオセロを並べてみる
その逆に、実際並んでいるオセロのコマの様子を、言葉で表現する
この中で、興味深かったのは、言葉の定義をしっかりとすること。
子どもたちはわからないかも知れない前提で、〇〇とは、を先に定義しておきます。
2部では、その解説を新井先生自身がされました。
また、また文科省初等中等教育局の白井氏から授業解説、
筑波大学の准教授等からリーディングスキルテスト(RST)
の解説等を聞きました。
RST(リーディングスキルテスト)データの分析によると、
RSTの値が上昇するのは中学生時代、高校生ではあまり変わらない。
また、高校の偏差値とRST値には、正の相関関係が認められるとのことでした。
その後、RSTを導入している埼玉県正の取り組みなどもお聞きしました。
「読解力」の一部であるRSTテストですが、
新井先生が一番初めに言われていましたが、
文字から意味を読み取れない「機能的非識字」という状態が 、
世界中で問題になっているようです。
イタリアでは大人の3割が、FBに「いいね」は出来ても、新聞が読めない、、
読まなくても済んで行ってしまうけれど、気づいたら大変なことになってしまうのではないかと思います。
「勉強だけじゃない」このままでは、読む力の低下が招く様々な意味での社会の悪化が懸念されます
| 2018.11.25 16:16 | 2020年度新大学入試, 社会問題と国語, 読解力/リーディングスキルについて |
学ぶ姿勢〜本庶先生の言葉
ノーベル医学・生理学賞を、京大特別教授 本庶先生が受賞なさいました。
おめでとうございます先生のインタビューを見聞きすると、本当に清々しい気持ちになります。
先生がおっしゃった言葉の数々は、「学ぶこと」の本質だと思います
曰く
1.教科書はウソばかり、まず疑え
2.自分が研究することについて、まずなにをしたいかを決める。なにができるかではない。これを決めないと脇道にそれる
3.自分の目で見て、納得するまで考えろ
真摯にご自分の信念に従い、研究を重ね、成果を出された方が、若い方々や後進に向けた言葉は、価値が高いですね。
すぐに役立つこと、できそうなことをしたくなってしまう中、自分の目的、意図をしっかり持つことの大切さを教えていただきました。
https://www.asahi.com/sp/articles/ASLB16D4WLB1PLBJ00C.html
勉強してなんになるの?
勉強ってなんのためにするのだろう?
勉強してなんの役に立つの?
数学なんて人生で使わないよねー
地理や歴史知ると、大人になってから何に役立つの?
中学生くらいになると、そんな疑問が頭をかすめます。
勉強ってなんのためにするのでしょう?
いくつかの答えがあると思います。
私はその中でも、こう答えたい
「自己マネジメント力をつけるため」
部活や様々な制約で時間がない中、どうやって時間を確保するのか
志望校と今の実力の差をどうやって埋めたらいいのか
自分で目標や問題意識を持って、手段を考える
そこにこそ勉強する価値があるのだと思う。
勉強内容は忘れてしまっても
自分で決めた自分のの目標達成のためにした計画や努力は身につく
大人になったらそれを使って仕事をする、大きな夢を叶える
「勉強」はそのための練習台ていいんじゃないかな
誰かにやらされている勉強なんかに意味はない
自分で主導権を取ること
まずはそこからスタート
https://studyhacker.net/columns/study-diary
| 2018.09.26 19:14 | つれづれ思うこと, コクリエで学ぶこと, 中学受験, 国語専門講師の視点, 大学受験, 社会問題と国語, 考える力をつけるには? |
英語対策にはまず国語力〜新しい大学入試対策
前回のブログにも書いたように、塾向け業界紙「私塾界」さんのソリューションセミナーに参加してきました
主な話題は、2020年から始まる新大学入試の英語について
英語は、外部テスト以外に大学入試センター作問の大学入試共通テストも行われます。
今年2月に主に高校2年生向け行われたプレテストから問題の傾向の説明がありました。
テストの設問が英語表記になるなど、英文量は増えていますが、時間は変わりません。
情報処理スピードが求められます。
また、益々英語だけ勉強すればできるというものではなくなります
分析のまとめから
設問においては、主に下記のような力について重視して問われた
*概要や要点を把握する力、要約する力
*論理展開を把握する力
*事実と意見を区別する力
これは、、、「国語で学ぶこと=国語力」ですよね
英語は我々多くの日本人にとって第二外国語なので、母国語である日本語で養われた言語力の上でしか、理解も表現もできません。
英語の単語や構文などを学んでも、国語力の基礎がないと、長文読解もできません。
今でもそうですが、益々国語力がカギとなってきます。
新しい大学入試対策として、大学入試を考える前に、基礎力としての国語力を磨く必要性が増してきています
| 2018.09.24 18:30 | 2020年度新大学入試 |