大学に入れない2 高校生活を変えなきゃ
前回、「大学に入れない」ことをお話ししました。
今回は、その続き
じゃあ、どうしたらいいでしょう?
5月27日にそんなことをお話しするので、原稿を練り直しています
私立大学が合格者を減らしている
合格者のうち半分程度は推薦またはAOで入ってくる、この傾向は加速している
そうなると、一般入試対策よりも推薦対策を考えなくてはいけません
推薦対策って、何をしたらいいでしょう?
推薦入試ってどうやって受けるのでしょう?
一番強力な推薦は、「指定校推薦」です。
高校から、大学に推薦を出してもらう。
高校によって、指定校の枠を持っているところ、そうでないところがあります。
どこが、どんな推薦を持っているかは、あまり公表されていないようです。
私立高校は、私立大学とパイプをたくさんもっています。
指定校推薦は、学校から推薦をもらえればほぼ合格と聞きます。
ただし、この指定校推薦、そんなに簡単には手に入りません。
人気の大学だと成績表の評点が9割以上と聞きます (45満点とすると42〜3)
つまり、常に学校のテストで高評価を得なくてはなりません
高校入試と違い、内申がかかわらないので、高校生は学校の定期テストよりも、入試対策の勉強をしていましたが、指定校を神座あるのであれば、高校の定期テスト重視の勉強になります。
いままでは、高2までは部活をして、高3から受験勉強という子たちも多かったのですが、推薦を狙うにはそうはいかないかもしれませんね。
つまり、高校に入った時から、大学入試が始まると言っていいでしょう。
ひょっとすると高校選びからまたは、私立中学を選ぶという方法もいいかもしれません。
また、推薦やAO入試だと、一般入試にはあまり必要のなかった小論文対策が必要です。今のところだと、学校ではほとんど対策や授業をしてくれません。自分で学べるところを探さなくてはなりません。まあまあかけそうな子はいいのですが、作文が苦手な人は、早めからの対策がいいでしょう
愛知県は、公立高校神話がありますが、これも変わるかもしれませんね。
もう一つ、AO入試
これは、各大学のAO(アドミッションポリシー)に合った生徒をとるというもの。
自己推薦書を書いて、「自分」を評価してもらいます
こちらを目指すには、高校時代は自己推薦書に書けるような個性的な経験をしておくといいのでしょう。
ボランティアでしょうか?
部活などスポーツでしょうか?
海外体験などでしょうか?
進学したい大学や学部を早めから決めて、そこのアドミッションポリシーに合った体験をする、または、自分に合った大学や学部を探す。
いずれにせよ、今までの、ご両親の時代の大学入試の準備とは全く違うのです。
小・中学生の頃から、大学入試を見据える
そんな時代になりつつあるのです。
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| 2018.05.22 16:19 | 2020年度新大学入試, コクリエ国語教室からのお知らせ, 作文・意見文・小論文教室, 大学受験 |