究極の力「グリット」やり抜く力
子供達は「頭悪いから」「僕には無理」と、勉強が出来ないのは、才能のなさのせいだと思っている
一時的には、、、頭のいいヤツ、、理解力に優れ、話を聞くとパッと出来ちゃう子は、成績が良くなる
しかし、長い目で見た時には、そうとも言い難い。
「才能より努力できる能力が必要」
私は生徒たちにそう言ってきた。努力なんて誰にでもできると思ったら、大間違い‼︎
ゴールに向かい粘り強くやり続けるが出来る人は、そんなに多くない。
この本は、アメリカの心理学者アンジェラ ダックワースさんが提唱する、どんな事でも成功するためには「やり抜く力」が、才能よりも大事な要素だという研究をあらわした書籍である。
やり抜く力をチェックするテストで好成績をおさめたものと、それ以外で様々な分野において、とのような違いが出るかを実証している。
やり抜く力とは、情熱と粘り強さ
そして、やり抜く力を伸ばすことができるということを、伝えてくれている
伸ばし方は2種類
ひとつは、自分自身で目標を深く明確にし自分にとっての価値を高めし、それをクリアする習慣をつけること。
もう一つは、周りの人、親や指導者、コーチ、上司などに、外側からサポートしてもらい伸ばす方法だ。
また、やり抜く力と、自分で感じる幸福感の間には、相関関係があるという。
本には、他にも重要なことがたくさん書いてあるが
出来れば、皆さんに読んでほしい。特に中学生の保護者の方には、
読んで子供たちに伝えてやって欲しい。あなたの実経験とともに
丁度昨日も、生徒が難しい数学の問題を解いているところに立ち会った。
彼女はとても優秀な中学生だが、自力で解いてわからず、解説を読んで理解し、それを踏まえて自分でとき始めた。制限時間はとっくに終わり、全員帰ってしまっても気にすることなく、問題が解けて、自分で納得してやっと、帰った。
多くの生徒のゴールは、問題集を埋めて、丸つけして終わり
ソレが勉強だと勘違い
丸つけしてからが勉強だからね!
その時点で出来ないことを認識し、出来るようにする
私は、学校の勉強や、スポーツなどは、この「やり抜く力」を伸ばすための課題であり、耶律抜く力がつくのであれば、課題は何でもいいと思う。
| 2016.09.28 13:47 | おすすめの本, コクリエで学ぶこと, コクリエ国語教室について, 中学受験, 大学受験 |