どうして勉強するのか?心に火をつける言葉で語る

2017.10.03 Tue

時代が変わっても変わらずに生徒、子どもが大人に聞くこと

「どうして勉強しなきゃいけないの?」

「大人になって、今覚えていることなんの役にたつの?」

最近セミナーの最初でお母さま方に聞くことがあります

 

すると、こまったような顔をされて

「えーーっと、将来、やっといた方が色々役にたつから、、、」などなど、、

毎日子どもに「勉強しなさい」「宿題したの?」

という時の、勢いがない。

 

かなりたくさんの方にお聞きしましたが、ご自分の意見をお持ちの方は、ほとんどいらっしゃいませんでした。

 

さて、次の記事を読んでみてください

2017年11月6日、四天王寺中学の女子中学生約500名に、講演が行われた。

話し手は、京都大学ナンバーワン人気教官の瀧本哲史氏。『ミライの授業』『武器としての決断思考』などのベストセラー作家としても知られている。

どうして勉強するのだろう?

http://news.livedoor.com/article/detail/13971240/

瀧本氏は、世の中の現状をわかりやすく興味深く解説する

そして次に、本題に入る

その時に見せたのは、ハリーポッターの写真

ハリーポッターは、生徒たちは大好きだ。

そして、こう続ける

 

「実は、皆さんが今学校で習っているのも、ハリーたちと同じ『魔法』なんです」

 

えーー?

魔法が使えたらいいのに、って、誰でも一度は思ったことがあるだろう。

学校で習っているあのつまらない勉強が、魔法?

なんで、なんで?

 

生徒たちは、思わずひき込まれる

 

 

「つべこべ言わずに勉強しなさい‼️」

そんな風に言われるから余計勉強が嫌いになる。

 

伝えるということは、相手に響く言葉で、身を乗り出したくなる表現で話すことだ。

 

わからないのは、相手が悪いのではない、話し手の力量不足だ。

 

と、自戒を込めて

 

そして、最後の瀧本先生のメッセージ

「皆さんはまだ若いから、自分たちの物語を作ることができる。自分で脚本を描いて、自分が主役を演じることができる。どこにでもいる女子中学生で、何者でもないからこそ、何者にもでもなれる可能性を持っている。

でも『何者か』になるためには、世の中のみんなが知っていることを知る必要があるし、みんなが知っていることを、違う角度から見られるようになる必要がある。そのためにも、今皆さんが取り組んでいる勉強を、がんばってください。今日の講義はこのへんで終わりです。くれぐれも、数学が大切ということは忘れないでくださいね」

| 2017.10.03 17:56 | コクリエ国語教室について, 中学受験, 作文・意見文・小論文教室, 大学受験, 社会問題と国語, 考える力をつけるには? |

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