勉強とは何か?蔭山メソッド講演会

2017.10.08 Sun

百ます計算の蔭山先生のお話を伺ってきました。

三省堂書店ゲートタワーの名古屋店の店内で行われました。レジ横で熱弁1時間半

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学力は、読み書き計算の反復で基礎力をつけ、地頭を強くすれば、自ずとついてくる

勉強とは、、言葉や数字を使って〇〇〇をつける練習

 

★漫然と漢字をノートいっぱい書くと、漢字は覚えられないのだそう。書くのは3回まで‼️

★監視したり叱って緊張させるのではなく、笑顔でリラックスさせる事

★勉強を楽しむ工夫をし、応援する事。

 

漢字は、たくさん書いて覚えなさい、と宿題に出るけど、間違いなんですね〜怖い

 

蔭山先生のオススメのリビング学習も、間違って広まっているのだとか。

リビングの食卓で勉強させるのではなく、

リビングの窓際に学習机を置いて、遠くからようすが伺えるようにする。

それがリビング学習

決してしてはいけないのは、食卓で子どもの目の前に座って、

監視し圧をかけること。(笑)

 

リラックスして集中できる環境を与えることが大事なのです。

 

百ます計算は、同じ問題を毎日同じ時間にやらせ、タイムを計って褒めること。

 

「なんのために何をするか」を理解して、子供を見守りたいですね。

| 2017.10.08 17:29 | 中学受験, 考える力をつけるには?, 良かった出会い・セミナー |

カヅラカタ〜東海生の本気

2017.10.07 Sat

東海中学、高校の名物「カヅラカタ」に行ってかました

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東海生のお母様がたに大人気の学園祭の出し物から、これだけの独立したイベントになったもの。

男子学生が、タカラヅカを模して行う歌劇

今回で記念すべき15回目を迎えました。

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友人に声をかけてもらい、8月の終わりに応募して、

なんとか入場チケットを入手

 

今回の演目は「バスチーユの恋人たち」

去年、ネット上で話題になったこともあり、大人気だったよう。

ホンモノのタカラヅカの方も見学にいらしていたほど。

 

メイクも衣装も本格的で、話さないと女の子のようでも、オフで話し始めると、普通の高校生で、そのギャップが面白い!

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この話をすると「そんなことばかりしていて受験は?」などと、

余計な心配をする大人がいるけど、東海のような難関校の生徒は、

どんなことにも全力投球の子が多い。

 

きっと、切り替えが上手いんだね、

天下の灘高では、アイドルに扮したショーが本格的で人気だったり

どんなことでも、予想以上の遊び心でこなしてしまう。

 

やりきったら、切り替えて、各自の目標に向かって行く、

なんとなく勉強しているつもり、っていうのが、一番効率が悪いんだよね。

「やらされ勉強」「やってるフリ優等生」は、高校になってから伸びない

「やりたいことを制限されない環境」が、やるべき事に向かう力を養う

 

以前東海生を見ていた時、彼らの自己イメージの高さ、プライドの高さ、

そして、気持ちを決めたらやりきる勢いに本当に驚いた

(一人や二人でなく、総じて)

中学受験でやりきって、地域トップ校に入った成功体験は

心の中にしっかり根付いているんだろうな

 

一度しかない「今」を全力でやりきる彼らの体験が、つぎのチャレンジに生きるんだろうなぁ

| 2017.10.07 16:55 | 中学受験, 大学受験 |

どうして勉強するのか?心に火をつける言葉で語る

2017.10.03 Tue

時代が変わっても変わらずに生徒、子どもが大人に聞くこと

「どうして勉強しなきゃいけないの?」

「大人になって、今覚えていることなんの役にたつの?」

最近セミナーの最初でお母さま方に聞くことがあります

 

すると、こまったような顔をされて

「えーーっと、将来、やっといた方が色々役にたつから、、、」などなど、、

毎日子どもに「勉強しなさい」「宿題したの?」

という時の、勢いがない。

 

かなりたくさんの方にお聞きしましたが、ご自分の意見をお持ちの方は、ほとんどいらっしゃいませんでした。

 

さて、次の記事を読んでみてください

2017年11月6日、四天王寺中学の女子中学生約500名に、講演が行われた。

話し手は、京都大学ナンバーワン人気教官の瀧本哲史氏。『ミライの授業』『武器としての決断思考』などのベストセラー作家としても知られている。

どうして勉強するのだろう?

http://news.livedoor.com/article/detail/13971240/

瀧本氏は、世の中の現状をわかりやすく興味深く解説する

そして次に、本題に入る

その時に見せたのは、ハリーポッターの写真

ハリーポッターは、生徒たちは大好きだ。

そして、こう続ける

 

「実は、皆さんが今学校で習っているのも、ハリーたちと同じ『魔法』なんです」

 

えーー?

魔法が使えたらいいのに、って、誰でも一度は思ったことがあるだろう。

学校で習っているあのつまらない勉強が、魔法?

なんで、なんで?

 

生徒たちは、思わずひき込まれる

 

 

「つべこべ言わずに勉強しなさい‼️」

そんな風に言われるから余計勉強が嫌いになる。

 

伝えるということは、相手に響く言葉で、身を乗り出したくなる表現で話すことだ。

 

わからないのは、相手が悪いのではない、話し手の力量不足だ。

 

と、自戒を込めて

 

そして、最後の瀧本先生のメッセージ

「皆さんはまだ若いから、自分たちの物語を作ることができる。自分で脚本を描いて、自分が主役を演じることができる。どこにでもいる女子中学生で、何者でもないからこそ、何者にもでもなれる可能性を持っている。

でも『何者か』になるためには、世の中のみんなが知っていることを知る必要があるし、みんなが知っていることを、違う角度から見られるようになる必要がある。そのためにも、今皆さんが取り組んでいる勉強を、がんばってください。今日の講義はこのへんで終わりです。くれぐれも、数学が大切ということは忘れないでくださいね」

| 2017.10.03 17:56 | コクリエ国語教室について, 中学受験, 作文・意見文・小論文教室, 大学受験, 社会問題と国語, 考える力をつけるには? |

考える力を育む

2017.09.28 Thu

「ちゃんと考えなさい」

そんな風にお子さんに言うことないですか?

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言われた方は「えーっと、、何すればいいの?」

と疑問に思うものの、なんと聞いていいかわからず黙って「考えたふり」

で、結局「ちゃんと考えなさいと言ったでしょ?なんで考えないの?」

と怒られる、、、

考えるって何をすればいいのかわからないまま大人になり、

「ちゃんと考えなさい!」と子供に言う、、と言う連鎖

 

考えるためには?

 

こちらの記事にあるように、お子さんに考える力をつけるには

身近な人の「質問」が効果的です。

どう考えるのか?その方法を質問で誘導して行きます。

答えに誘導するのではなく

「考え方を身につける」ために、質問してくださいね。

 

しばらく続ければ、自分で質問を作れる、自問自答できるようになります。

これが、「考える力がついた」状態です。

 

中学生などでは、考える力がなくても、なんとか点数が取れたりします。

しかし、その後、伸びません。

 

目の前の点数を取ることではなく、考える力を養うことが勉強の大きな目的です。

 

日常生活の中で、小さな頃からできる考える力を育む方法です

 

| 2017.09.28 19:12 | コクリエで学ぶこと, 考える力をつけるには? |

子どもたちと一緒に季節を感じる

2017.09.26 Tue

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昨日、どこからともなく、金木犀の香りが漂ってきました。

今日は近所の田んぼで稲刈りが始まり、稲を刻んだ青臭い香り、新しい畳の香りが漂っていました。

秋が深まっていますね。

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皆さんは、今年、どんな秋を見つけましたか?

 

昨日、小学生の授業で「手紙を書く」をやって見ました。

日曜日にお話を聞いたひきたさんのお手紙教室を真似て。

その中で「季節の挨拶を入れる」というのがあり、とてもいいなぁと思ったのです。

 

季節の挨拶を入れようと思うと、この本文の最初のように、

日常生活から季節感を自分で感じる必要がありますね。

季節の変化にどうやって気づくか?

それも教育だと思うのです。

私たちは、お父さんやお母さんおばあちゃんたちの

「あ、金木犀だね。秋だね」とか

「この香りは、稲刈りが始まったね。いよいよ収穫の秋だね」

なんて会話を聞いて、頭の片隅にインプットします。

あの甘い匂いが金木犀という花の匂いで、秋に咲くことは、誰か知っている大人が

それを幸せそうに話題にしてそうなんだと認識できるのです。

それは、日常生活で得る、生活のなかで得る生きた知識

これは、身につきます。

 

虫好きなら虫から、お花好きなら花から、お月見など季節の行事を

いつも家族で楽しむということでもいいですね。

 

私たちは、五感で様々なものを感じていますが、それを意識するのは

そのうちの一部だけです。

自分にとって意味のあるもの、価値を置くものだけを選択的に意識に上げ、

あとの情報は捨て去ります。

だから、感性を育むにもこのような教育が必要だと思うのです。

 

メールや、Lineで用事や情報のみを伝えることが多い今、

情緒や気持ちを大切にするには、こんな日常のさりげない会話が

大事ではないかなぁ?と思います。

教育でも頭の知識だけでなく「感じることが大切」と言われます。

自分の意見を持ったり、選択するには、感じる能力が大切だったりします。

感じることを親子一緒に始めませんか?

新しい教育制度で重要とされる、考える力、それを具体的に現す

作文、意見文、小論文も、自分の意見にプラスαの感性が乗っていて初めて

その人らしいとてもいい文章になります。

 

 

 

昨日教えていた子は都会に住んでいるので、私のように季節を感じる

自然が身近にないようです、そんな場合はお花を買ってくるとか、

スーパーで買い物する時にこれはこの季節なんだよなんて話してはいかがでしょう?

または、季節を感じに、休みの日は少し郊外まで 脚を伸ばすとが。

 

あなたの秋はどんな秋ですか?

どんな香り、どんな味、どんな音に秋を感じますか?

それを教えてくれたのは誰でしょう?

| 2017.09.26 16:44 | コクリエで学ぶこと, コクリエ国語教室について, 中学受験 |

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