視点を増やす

2015.10.17 Sat

頭が良くなる国語塾 コクリエ国語教室 名古屋駅前校 主宰の 黒川葉子です。


2年ほど前に、iPhoneアプリで知って、面白いと思って買った本です
「ネガポ辞典」
ネガティブに捉えがちなことを、ポジティブに言い換えるという、学生が作ったものです。
例えば

 

愛想が悪いというのは、媚を売らないとか、他人に流されない、などというと悪いイメージがなくなりますね。
他にも、
キモいは、存在感がある、ミステリアス
三日坊主は、切り替えが早い
など。
ものの見方、捉え方、表現の仕方によって、印象がかわり、判断が変わりますよね。これは「視点が増えた」と言えます。
国語の学習で、「本を読むといいですか?」とよく聞かれます。
私はこの、「視点を増やす」という意味で、読書は効果的だと考えます。
本を読むと、自分や周りの人とは全く違うものの見方や考え方に触れることが出来ます。
そもそも、普通の人と同じ物の見方や考え方をしていたら、ワザワザ本にはならないでしょうから。
今まで、こうに違いない、こうじゃないのはおかしい、と思っていたことに、全く違う考え方や行動をする人のことを知ったら、自分の考えの幅が広がります。
それが、広い意味で「学ぶ」ということだと思います。
新しく知ったことを正解として、自分の考えを改めるたり同意する為ではなく、そういう考え方もあるのだ、と、知っておくことに意味があるのです。
「愛想が悪い」をネガティブにしか見れないのでなく、媚を売らない、とも見れると、随分変わりますよね。
自由自在に物事を見ることができる能力は、世の中でも必要とされます。自分の思考の枠にとらわれない、ということです。
ディベートなどで、自分が支持しない意見でも、キチンと論じる力を養うことは必要ですね。
この力を最も簡単に手に入れる方法が、色々な本を読むことだと考えます。それについて誰かと討論する事もいいですね。
「視点を増やす」心掛けてみてください

| 2015.10.17 14:27 | コクリエで学ぶこと |

コクリエ国語教室

カレンダー

2015年10月
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031  

最新の記事

カテゴリ

アーカイブ