「言葉にできる」は武器になる
これは、すごい本です。
本屋さんで、偶然の出会い
私、本との出会い運だけはいいんです!
(別の出会い運が欲しい、、、ですが)
タイトルがまた、秀逸です。
「言葉にできる」は武器になる
カリスマコンサルタント、和仁氏も、顧客に喜ばれるコンサルタントの能力は、「経営者が言葉に出来ないことを言葉にする能力だ」と言っています
実は、読んでみると、もっと深い
著者は、電通のコピーライター
缶コーヒージョージア「世界は誰かの仕事でできている」
「この国を支える人を支えたい」
などで有名な 梅田 悟司さん
耳障りのいい綺麗なことばでなく、「伝わる言葉」はどうしたらできるか?
伝わる言葉はテクニックで学べるものではなく、
その人から出る本当の「意見」もっと言えば「人格」そのものだという
では、どうすればそれが磨けるのか?
ここからは、、、
簡単に教えたくないけど、、、
外に出る言葉は、内なる言葉から
「内なる言葉」とは、自分が言葉にしないまま頭の中でぐるぐるしていることば、判断基準、価値観
考えるということは、頭の中で内なる言葉を発しているということなのだ。
言葉にできないということは、言葉にできるほどには考えられていないということ。
そして人を動かすほどに伝わる言葉とは、
内なる言葉が、切実さ、使命感、熱量を持って
発せられ、聞き手と志を共有したということ。
つまり、伝わる言葉とは
「あなたの本物の意見が宿っている言葉」
本書のなかでは、どうやって「内なる言葉」を磨くのか?をワーク形式で教えてくれている。
自分と向かい合い、考えを深めるためのいい本だと思う。
| 2016.10.01 17:27 | 2020年度新大学入試, おすすめの本, コクリエで学ぶこと, コクリエ国語教室について, 中学受験, 大学受験, 考える力をつけるには? |